市川聖マリヤ幼稚園の保育は、キリスト教に基づいて宗教情操を育てることを人間形成の根幹としています。

子どもたちは、礼拝の時だけではなく、生活の中のありとあらゆるところで、目には見えない神さまの存在を感じ取ることができます。

それは、季節ごとに見られる、自然の恵みかもしれませんし、何気なく口ずさむ聖歌の音色やことばかもしれません。

大いなる存在がある、という感性を、私たちは大切にしていきたいと考えています。

子どもの生活の中心には遊びがあり、遊びの中で出会う様々な物事やお友だちや周囲のおとなたちとの繋がりの中で、幼児期らしい感性でもって、共に生活していくところが幼稚園だと考えます。

子どもの中には、神様から与えられたすばらしい生きる力が備わっており、幼児教育の世界ではそれをよく「種子」に例えられますが、最も大切な時期である幼稚園時代を、市川聖マリヤ幼稚園で過ごすことの意味深さを思い、より良い環境を整えていけるよう職員一同、心を向けていきたいと考えております。

市川聖マリヤ幼稚園

園長 宮 﨑 眞 琴